バイト先のブスにまとわりつかれた話をする
3日で慣れるって
(文/こんはじめ)
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 22:50:24.78 ID:kyQgAwtp0
お、たった
この話はもうだいぶ前の話なんだ
5年前の丁度今頃
俺は春休み中で、休みが終われば高校二年生だった
んで、急にバイクの免許が欲しくなったんだ
親からは車ならいざしらず、バイクの免許の金は出せない、と言われて
ただ、自分で稼いだ金なら良い、と言われたのでバイトすることにしたんだ
学校に社会勉強のためとか何とか適当な理由つけてバイトの申請書出したら
普通に通った
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 22:51:15.90 ID:0ZN5iAIR0
ふんふん
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 22:50:24.78 ID:kyQgAwtp0
お、たった
この話はもうだいぶ前の話なんだ
5年前の丁度今頃
俺は春休み中で、休みが終われば高校二年生だった
んで、急にバイクの免許が欲しくなったんだ
親からは車ならいざしらず、バイクの免許の金は出せない、と言われて
ただ、自分で稼いだ金なら良い、と言われたのでバイトすることにしたんだ
学校に社会勉強のためとか何とか適当な理由つけてバイトの申請書出したら
普通に通った
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 22:51:15.90 ID:0ZN5iAIR0
ふんふん
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 22:52:12.42 ID:6rT7uM4T0
※釣りですが、残りのスレもお楽しみ下さい
16:転載禁止:2012/04/02(月) 22:55:27.44 ID:kyQgAwtp0
休みも開けて、許可も貰って、俺はバイト先を探すことにした
バイト先はすぐ見つかった。駅の近くのコンビニ、そこでバイトすることにしたんだ
つか、ここくらいしか俺にバイト出来る場所が無かった
基本学校終わってからと、土日だけしか出れないから
コンビニか飲食店の二択
んでコンビニは楽って聞いてたから、コンビニした
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:02:14.01 ID:kyQgAwtp0
バイトを始めて一ヶ月くらいして、だいぶ慣れてきた頃、新しいバイトが入ってきた
俺と同い年で、別の高校に通ってる女の子だった
顔は正直悪かった。ブス、と言って良かった
ただ、この時の俺は特にそんな事を気にしてなかった
同じ高校生が入ってくるってだけで、何となく心強いといった気持ちでいっぱいだった
俺は同い年と言うこともあって、その子に俺は優しく当たった
仕事も分かる範囲で教えたし、聞かれれば素直にこうだよ、と教えた
客に言われたタバコの銘柄であたふたしてれば、これだよ、とスッと取ってあげたりした
最初に言っておくと、この新しいバイトの女が俺にまとわりついた張本人な
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:08:38.47 ID:kyQgAwtp0
んで、そこそこそのブスと俺は仲良くバイトしてた
ただ、俺はこのブスには恋愛感情と言うのものを一切持っていなかった
仲の良い知り合い、と言った程度の認識だった
そしてブスが入って一ヶ月くらいしてからの事だった
ブスがやたら俺のメアドを聞きたがり始めたんだ
俺は正直教えたくなかった
何でかって言われると自分でも不思議だけど、ただ、何となくコイツには
教えたくない、そう思ってしまったんだ
仲だって悪くはないけど、何となく教えたくなかった
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:19:25.82 ID:kyQgAwtp0
「いや、実はさ~俺は携帯今親に取り上げられてんだ~」
そういってうまくメアド交換を拒否りまくっていた
そんな折、ブスは言った
「嘘でしょ~帰りに携帯いじってたじゃ~ん」
俺はこれを聞いて固まった
俺の帰路はコンビニから左 ブスは右
俺はコンビニを出てから、ブスが居なくなるのを確認してから携帯をいじっていたのに
どうしてコイツは俺が携帯をいじっていると知っているんだ?
まさかカマかけられてる?
「いや~俺いじってねぇよ~ホントに取り上げられてんだって~」
「嘘でしょw ○○の店の前あたりで携帯取り出してたじゃんwwww」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:25:31.47 ID:kyQgAwtp0
は?
俺は再び固まった
○○は、俺とコンビニ丁度中間あたりの場所で
どうあがいてもブスとは縁もゆかりもない場所のハズ
「いやいやwwそれ多分人違いwww俺マジで取り上げられてんだってwwww」
走る悪寒を抑えながら、俺はこの言い訳をごり押しした
ブスもしぶしぶこの言い訳を納得してくれた様で、この日はこれでブスの攻めは終わった
そして俺はこの日以降、ちらちらと後ろを見ながら帰る様になった
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:32:16.65 ID:kyQgAwtp0
それから一ヶ月して、丁度7月の中ごろ、そろそろ夏休みって時だった
俺はもうバイト辞めたくてしょうがなかった
バイクなんかどうでも良いからブスから離れたかった
なぜならブスの攻撃はあれからもずっと続いていたから
と言うかバイト中に一回告白された
「俺くんの事、良いなって思うんだよね~好きかも~」って
俺は「冗談だろw お前にもっと良い男がいるよwww」って遠まわしに無理って伝えたけど
ブスには遠回しが理解出来なかった様で
「そんな卑屈にならなくて良いんだよぉ~」とさらに燃え上がっていった
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:42:37.53 ID:kyQgAwtp0
わざと胸押し付けてきたり、手触ろうとしてきたり、それはもう積極的だった
しかし俺はもうそれに耐え切れなくなっていった
夏休みが始まる二日前、俺は店長に辞めたい、と伝えた
無論反対された
店長「困るよ~もう夏休みのシフト組んじゃったのに~バイクどーすんの
乗りたいんしょ~?」
俺「いや、その、何つーか、まぁ色々ありまして」
店長「ともかく、夏休みの間はやってよ頼むからさ~」
俺「……はい」
店長に押されて、俺は仕方なく、夏休みが終わるまで続けることにした
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:50:09.35 ID:kyQgAwtp0
夏休み、シフトがブスと被ると嫌だなぁと思っていた
つーかブスが俺に合わせてくる様店長に進言してそうで怖かった
そう思いつつ、店長が張り出したシフト表を見て俺は安心した
見事に俺とブスは違う時間帯だった
つーか、見たことない名前のヤツと俺が一緒のシフトになってた
昼間のパートのばあさんでも無い
不思議に思って店長に聞いてみた
俺「これ誰っすか」
店長「あぁ、短期で入ってくる子だよ。夏休みの間だけバイトしたいんだって。年も
近いし俺くんと組ませたんだ。高校一年生だよー」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:51:46.46 ID:ezc44m6b0
パンツ脱いだ方がいい?
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:59:41.40 ID:kyQgAwtp0
店長「本当は女の子同士でブスちゃんと組ませたかったんだけど、新しい子ちょっと
内気そうってか、大人しい感じの女の子だから、何か一緒にするといやな予感して。
だから俺くんと組ませたんだー色々教えてあげてね」
正直新しく入ってくる子に興味なんて無かった
と言うかブスと離れられて超嬉しかった
俺は意気揚々と夏休み初日のバイトに行った
バックヤードに入ると、見たことのない女の子が立っていた
小柄で、眼鏡かけてて、大人しい雰囲気の女の子で、
一発で新人の子だと分かった
「おはよーございまーす。ども始めまして? で良いのかな」
とりあえず挨拶した
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 00:08:42.34 ID:pxSCevjQ0
この新人の子はとりあえず千代(仮名)と呼ぶことにする
千代「あ、は、始めまして、新しくバイトすることにになった千代です。よろしくお願いします」
千代ちゃんは結構緊張してた見たいだった
とりあえず頑張ろうって言ってから、色々と仕事教えた
千代ちゃんは覚えるのが結構早かった
一週間もすれば大体の事が出来る様になってた
つーか微妙に可愛いし、俺はだんだんと千代ちゃんの事が気になり始めていた
しかし、ある日
正確には夏休みが始まって10日目のその日
確かに俺と千代ちゃんが同じシフトのハズなのに
出勤すると何故かブスが居た
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 00:17:21.80 ID:pxSCevjQ0
俺「え? 千代ちゃんじゃないの? 」
ブス「代わって貰ったんだぁ~店長にこの時間が良いって言ったらとりあえず
この日なら良いよって言われてぇ~」
嘘だろ店長……
ブス「んでさ、8月○日、開いてる?」
俺「え、何で?」
何でとは言ったが、薄々俺はこれが意味することに感づいていた
この日は夏祭りの日
明らかに俺を誘う気満々だと理解してしまった
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 00:23:36.96 ID:pxSCevjQ0
ブス「いや、良かったら~」
俺「あ、予定あった。あるわその日」
ブスが言い切る前に俺は言った
全部言わせてはいけないと何となく直感した
ブス「……どんな予定? 絶対その日じゃないとダメな予定?」
機嫌悪そうになったブス
普通なら、悪い事したなぁと思う所だが、如何せん相手はブス
俺には罪悪感は全く無かった
そして俺は調子に乗って言ってしまった
俺「うん彼女と夏祭り」
勿論彼女なんていやしない
ただ、こういえばブスももう引いてくれるかなと思って
ついつい言ってしまった
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 00:39:56.81 ID:pxSCevjQ0
ブス「嘘っしょ?w 分かるよそれくらい、だって彼女と一緒にいるとこ見た事ないもん」
俺「ブスちゃんが見てない所でいちゃついてんの俺はw」
ブス「嘘でしょ? だってバイトの帰りに彼女が待ってたりしてないじゃん。普通
彼女ならそうするんじゃない?」
俺「ちょwwwブスちゃん、バイト終わるの何時か知ってる?夜の10時だよ?
そんな時間まで彼女待たせるとかありえないからね」
ブス「それ平日でしょ? 土日の時は?つか彼女いるなら普通土日のどっちか開けるでしょ?
あけてないって事は彼女いないんじゃん」
まくしたてるブス
正直結構怖かった
妙にイライラした口調で、何か痴話げんかみたいな感じでもあった
彼氏の浮気を攻め立てる彼女みたいな雰囲気をブスはまとってた
別に付き合ってるわけでもないのに
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 00:56:41.40 ID:pxSCevjQ0
んで、俺の怒鳴り声はどうやらバックヤードの外、つまり店内にまで
響いていた様で、俺たちと交代する予定の、午前中勤務の一人のおばちゃんが慌てて
バックヤードまで入ってきた
おばちゃん「ど、どうしたの一体!?」
俺「何でもないっす……」
言ってから、ちらっとブスの方を見ると、何か今にも泣きそうな感じだった
こういうのも何だけど、泣くの我慢してる顔がちょっと可愛いと思った
おばちゃん「ほ、本当に大丈夫? あたしらもう帰るけど、本当に大丈夫?」
ブス「ら、らいじょうぶです」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 01:07:32.33 ID:pxSCevjQ0
しかし、今にも泣きそうなまま仕事させるワケにも行かないので
取り合えず俺は謝った
怒鳴って悪かった。最近イライラする事あって、だから八つ当たりみたいに
なってごめんなって
適当に謝った
ブスはうんって言って泣き止んだ
それ見ておばちゃん達も安心した様で帰って言った
この日、ブスは俺に特に絡んでは来なかった
ただ退勤する時に、「メアド……」ってボソって呟いたから
仕方なく教えてしまった
本当は教えたくなかった。けど、何か俺の所為で気落ちしてんだよなと言う
妙な罪悪感に際悩まされ、教えてしまった
ブスはすっげぇ喜んでいた
俺はブスからメールが来ないことを祈った
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 01:17:10.25 ID:pxSCevjQ0
しかし祈ったところで現実は悲しい
コンビニから出てから五分したあたりで、新着メールが届いた
「ブスでーす(絵文字)登録よろしく(絵文字)これからバシバシメールしまぁーす(顔文字)」
見ないことにしようとしたが、そうしたらそうしたで後からまた変なことになるんだろうなと
薄々分かっているので、短く「よろしく」とだけ返信した
適当にそっけない返信すれば、ブスも諦めるだろ
俺は軽く考えていた
しかし現実は思うほど甘くなかった
10分おきくらいに、何何してたよ、何何見てたよ、俺くん何してるの?とメールが来た
俺は返信してないのに、追撃追撃の嵐
日記メールとでも言えば良いのだろうか
死にたくなった
メアド教えてから数時間だというのに、ブスからのメールは既に20件を超えていた
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 01:27:34.00 ID:pxSCevjQ0
このまま放置してると、さらにヤバイ事になると思った俺は意をけっして
返信した
「俺メールとかあんま好きじゃないんだ。だから、いっぱい送られても
返信とか出来ないから、あんま送ってこなくて良いよ」
これに対するブスの返信が
「別に返信しなくていーよ。あたしが送りたいから送ってるだけ。暇なときにでも
見てね(絵文字)」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 01:50:47.92 ID:pxSCevjQ0
正直こんなメールがずっと続くなんてとてもじゃないけれど耐えられない
もう色々と面倒くさくなって、俺は色々と終わらせるべくメールのやりとりをした
俺メル「つーか聞くけど、俺の事好きなの?」
ブスメル「うん」
俺メル「俺はブスのことそんなに好きじゃないよ」
ブスメル「知ってる」
俺メル「つか何で好きなん?」
ブスメル「優しかったから」
俺メル「でも怒鳴ったりもしたじゃん」
ブスメル「謝ってくれたじゃん。そういう優しい所好き」
ら、ラチがあかねぇ
そう思って「じゃ俺用事あるから」ってメール返して放置した
確かブスは絵文字とかも使ってた記憶あんだけど、まぁ内容的にだいたいこんな事
メルした
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 01:55:55.22 ID:f3RJs4KVO
可愛い子じゃないか
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 01:59:23.56 ID:pxSCevjQ0
んで、次のバイトの日
出勤すると、そこにはブスの姿は無く千代ちゃんの姿があった
俺「おはよう」
千代「おはようございます」
微笑みながら挨拶してくれる千代ちゃん
かなり可愛い
微妙に俺は千代ちゃんに惚れかかっていた
淡い高校生らしく、俺は千代ちゃんを夏祭りに誘おうと思っていた
この日、何度も何度も機会を伺った
けれど、俺の口から出てくるのはどうでも良い話ばかりで
全然核心にはせまれてなかった
「夏祭り、暇? 俺と行こうよ」
その一言が、中々いえない
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 02:10:16.79 ID:pxSCevjQ0
ようやく切り出せたのは、そろそろバイトも終わりの頃
俺「千代ちゃんさぁ、夏祭りって暇してんの?」
暇に決まってる。そうだと言ってくれ。
千代「えー一応予定ありますよー」
俺「予定って? あーそっか友達と回るとか?」
千代「いえ彼氏とです」
は?
俺「え?」
千代「後で写メ見せてあげますね」
バイトが終わって、千代ちゃんは彼氏の写メを見せてくれた
三浦春馬みたいなイケメンがそこに居た
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 02:20:41.26 ID:pxSCevjQ0
俺は呆然とした
「へーそうなんだー彼氏かっこいいねー仲良くねー」とかそんな事口走ってた
千代ちゃんは良い笑顔で「ありがとうございます」とか言ってきた
俺はもうこの場から今すぐにでも去りたかった
まぁ実際すぐにじゃあねっつって去ったんだけど
俺はもうどうすれば良いのか分からなくなった
取り合えず友達と遊ぼうかと思って携帯を取り出す
受信箱開くと、見えるメールはほぼブスからのものばかり
俺は何を思ったのか、そのブスのメールを開いてみて見ようと思った
今まで無視してきたメールだが、何となく読んで見たくなったんだ
取り合えず、古いのから順に一つずつ
かなり多かったけど、一つ一つ読んで行った
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 02:27:55.02 ID:pxSCevjQ0
天気の話題から、今自分が何してるかとか、そんな些細な事をブスは
送ってくれていた
正直、メールにしなくても良いんじゃねーのって事まで良くメールしてきてんなコイツ
と思った
それと同時に、俺の事がそこまで好きなんだなって事も思った
失恋したばかりの俺には、諦めないブスの姿勢が、凄く輝いて見えた
所どころで、「やっぱりこんなにメールしてちゃ迷惑だよね?」ってメルもあった
でも、その五分後のメールで「嫌だって返信こないって事は送っても良いんだよね」
って来てたけど
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 02:34:42.41 ID:pxSCevjQ0
どんどんメール消化してった
んで、とうとう一番新しいメールまで来た
「やっぱり、夏祭り一緒に行けませんか?(顔文字)」
そんなメールが最新だった
俺は千代ちゃんの一件で何かもうどうにでもなれという心境になっていたので
つい気まぐれを起こしてしまった
「良いよ。行こう、夏祭り」
そう、返信してしまった
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 03:19:07.49 ID:pxSCevjQ0
さてどこに居るのかな、と周りを見てみる
したら、さっき武田の言ってた浴衣の女の子が、手を振り始めた
まさか……
「ねぇ、まさか今手振ってる?」
そうブスにメール送ってみた
すると、手振ってた女の子が携帯取り出して何かやりはじめた
「手振ったよ今携帯持ってる」
どうやらあの子がブスで間違いないらしい
ここまで投下しておいて何だけど寝て良いっすか?
超眠い
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 03:22:58.91 ID:cIrOPm1x0
なんで書き溜めてないんだよ
責任は果たせ
俺明日入学式なのに読んでんだぞ
※釣りですが、残りのスレもお楽しみ下さい
16:転載禁止:2012/04/02(月) 22:55:27.44 ID:kyQgAwtp0
休みも開けて、許可も貰って、俺はバイト先を探すことにした
バイト先はすぐ見つかった。駅の近くのコンビニ、そこでバイトすることにしたんだ
つか、ここくらいしか俺にバイト出来る場所が無かった
基本学校終わってからと、土日だけしか出れないから
コンビニか飲食店の二択
んでコンビニは楽って聞いてたから、コンビニした
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:02:14.01 ID:kyQgAwtp0
バイトを始めて一ヶ月くらいして、だいぶ慣れてきた頃、新しいバイトが入ってきた
俺と同い年で、別の高校に通ってる女の子だった
顔は正直悪かった。ブス、と言って良かった
ただ、この時の俺は特にそんな事を気にしてなかった
同じ高校生が入ってくるってだけで、何となく心強いといった気持ちでいっぱいだった
俺は同い年と言うこともあって、その子に俺は優しく当たった
仕事も分かる範囲で教えたし、聞かれれば素直にこうだよ、と教えた
客に言われたタバコの銘柄であたふたしてれば、これだよ、とスッと取ってあげたりした
最初に言っておくと、この新しいバイトの女が俺にまとわりついた張本人な
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:08:38.47 ID:kyQgAwtp0
んで、そこそこそのブスと俺は仲良くバイトしてた
ただ、俺はこのブスには恋愛感情と言うのものを一切持っていなかった
仲の良い知り合い、と言った程度の認識だった
そしてブスが入って一ヶ月くらいしてからの事だった
ブスがやたら俺のメアドを聞きたがり始めたんだ
俺は正直教えたくなかった
何でかって言われると自分でも不思議だけど、ただ、何となくコイツには
教えたくない、そう思ってしまったんだ
仲だって悪くはないけど、何となく教えたくなかった
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:19:25.82 ID:kyQgAwtp0
「いや、実はさ~俺は携帯今親に取り上げられてんだ~」
そういってうまくメアド交換を拒否りまくっていた
そんな折、ブスは言った
「嘘でしょ~帰りに携帯いじってたじゃ~ん」
俺はこれを聞いて固まった
俺の帰路はコンビニから左 ブスは右
俺はコンビニを出てから、ブスが居なくなるのを確認してから携帯をいじっていたのに
どうしてコイツは俺が携帯をいじっていると知っているんだ?
まさかカマかけられてる?
「いや~俺いじってねぇよ~ホントに取り上げられてんだって~」
「嘘でしょw ○○の店の前あたりで携帯取り出してたじゃんwwww」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:25:31.47 ID:kyQgAwtp0
は?
俺は再び固まった
○○は、俺とコンビニ丁度中間あたりの場所で
どうあがいてもブスとは縁もゆかりもない場所のハズ
「いやいやwwそれ多分人違いwww俺マジで取り上げられてんだってwwww」
走る悪寒を抑えながら、俺はこの言い訳をごり押しした
ブスもしぶしぶこの言い訳を納得してくれた様で、この日はこれでブスの攻めは終わった
そして俺はこの日以降、ちらちらと後ろを見ながら帰る様になった
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:32:16.65 ID:kyQgAwtp0
それから一ヶ月して、丁度7月の中ごろ、そろそろ夏休みって時だった
俺はもうバイト辞めたくてしょうがなかった
バイクなんかどうでも良いからブスから離れたかった
なぜならブスの攻撃はあれからもずっと続いていたから
と言うかバイト中に一回告白された
「俺くんの事、良いなって思うんだよね~好きかも~」って
俺は「冗談だろw お前にもっと良い男がいるよwww」って遠まわしに無理って伝えたけど
ブスには遠回しが理解出来なかった様で
「そんな卑屈にならなくて良いんだよぉ~」とさらに燃え上がっていった
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:42:37.53 ID:kyQgAwtp0
わざと胸押し付けてきたり、手触ろうとしてきたり、それはもう積極的だった
しかし俺はもうそれに耐え切れなくなっていった
夏休みが始まる二日前、俺は店長に辞めたい、と伝えた
無論反対された
店長「困るよ~もう夏休みのシフト組んじゃったのに~バイクどーすんの
乗りたいんしょ~?」
俺「いや、その、何つーか、まぁ色々ありまして」
店長「ともかく、夏休みの間はやってよ頼むからさ~」
俺「……はい」
店長に押されて、俺は仕方なく、夏休みが終わるまで続けることにした
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:50:09.35 ID:kyQgAwtp0
夏休み、シフトがブスと被ると嫌だなぁと思っていた
つーかブスが俺に合わせてくる様店長に進言してそうで怖かった
そう思いつつ、店長が張り出したシフト表を見て俺は安心した
見事に俺とブスは違う時間帯だった
つーか、見たことない名前のヤツと俺が一緒のシフトになってた
昼間のパートのばあさんでも無い
不思議に思って店長に聞いてみた
俺「これ誰っすか」
店長「あぁ、短期で入ってくる子だよ。夏休みの間だけバイトしたいんだって。年も
近いし俺くんと組ませたんだ。高校一年生だよー」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:51:46.46 ID:ezc44m6b0
パンツ脱いだ方がいい?
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/02(月) 23:59:41.40 ID:kyQgAwtp0
店長「本当は女の子同士でブスちゃんと組ませたかったんだけど、新しい子ちょっと
内気そうってか、大人しい感じの女の子だから、何か一緒にするといやな予感して。
だから俺くんと組ませたんだー色々教えてあげてね」
正直新しく入ってくる子に興味なんて無かった
と言うかブスと離れられて超嬉しかった
俺は意気揚々と夏休み初日のバイトに行った
バックヤードに入ると、見たことのない女の子が立っていた
小柄で、眼鏡かけてて、大人しい雰囲気の女の子で、
一発で新人の子だと分かった
「おはよーございまーす。ども始めまして? で良いのかな」
とりあえず挨拶した
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 00:08:42.34 ID:pxSCevjQ0
この新人の子はとりあえず千代(仮名)と呼ぶことにする
千代「あ、は、始めまして、新しくバイトすることにになった千代です。よろしくお願いします」
千代ちゃんは結構緊張してた見たいだった
とりあえず頑張ろうって言ってから、色々と仕事教えた
千代ちゃんは覚えるのが結構早かった
一週間もすれば大体の事が出来る様になってた
つーか微妙に可愛いし、俺はだんだんと千代ちゃんの事が気になり始めていた
しかし、ある日
正確には夏休みが始まって10日目のその日
確かに俺と千代ちゃんが同じシフトのハズなのに
出勤すると何故かブスが居た
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 00:17:21.80 ID:pxSCevjQ0
俺「え? 千代ちゃんじゃないの? 」
ブス「代わって貰ったんだぁ~店長にこの時間が良いって言ったらとりあえず
この日なら良いよって言われてぇ~」
嘘だろ店長……
ブス「んでさ、8月○日、開いてる?」
俺「え、何で?」
何でとは言ったが、薄々俺はこれが意味することに感づいていた
この日は夏祭りの日
明らかに俺を誘う気満々だと理解してしまった
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 00:23:36.96 ID:pxSCevjQ0
ブス「いや、良かったら~」
俺「あ、予定あった。あるわその日」
ブスが言い切る前に俺は言った
全部言わせてはいけないと何となく直感した
ブス「……どんな予定? 絶対その日じゃないとダメな予定?」
機嫌悪そうになったブス
普通なら、悪い事したなぁと思う所だが、如何せん相手はブス
俺には罪悪感は全く無かった
そして俺は調子に乗って言ってしまった
俺「うん彼女と夏祭り」
勿論彼女なんていやしない
ただ、こういえばブスももう引いてくれるかなと思って
ついつい言ってしまった
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 00:39:56.81 ID:pxSCevjQ0
ブス「嘘っしょ?w 分かるよそれくらい、だって彼女と一緒にいるとこ見た事ないもん」
俺「ブスちゃんが見てない所でいちゃついてんの俺はw」
ブス「嘘でしょ? だってバイトの帰りに彼女が待ってたりしてないじゃん。普通
彼女ならそうするんじゃない?」
俺「ちょwwwブスちゃん、バイト終わるの何時か知ってる?夜の10時だよ?
そんな時間まで彼女待たせるとかありえないからね」
ブス「それ平日でしょ? 土日の時は?つか彼女いるなら普通土日のどっちか開けるでしょ?
あけてないって事は彼女いないんじゃん」
まくしたてるブス
正直結構怖かった
妙にイライラした口調で、何か痴話げんかみたいな感じでもあった
彼氏の浮気を攻め立てる彼女みたいな雰囲気をブスはまとってた
別に付き合ってるわけでもないのに
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 00:56:41.40 ID:pxSCevjQ0
んで、俺の怒鳴り声はどうやらバックヤードの外、つまり店内にまで
響いていた様で、俺たちと交代する予定の、午前中勤務の一人のおばちゃんが慌てて
バックヤードまで入ってきた
おばちゃん「ど、どうしたの一体!?」
俺「何でもないっす……」
言ってから、ちらっとブスの方を見ると、何か今にも泣きそうな感じだった
こういうのも何だけど、泣くの我慢してる顔がちょっと可愛いと思った
おばちゃん「ほ、本当に大丈夫? あたしらもう帰るけど、本当に大丈夫?」
ブス「ら、らいじょうぶです」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 01:07:32.33 ID:pxSCevjQ0
しかし、今にも泣きそうなまま仕事させるワケにも行かないので
取り合えず俺は謝った
怒鳴って悪かった。最近イライラする事あって、だから八つ当たりみたいに
なってごめんなって
適当に謝った
ブスはうんって言って泣き止んだ
それ見ておばちゃん達も安心した様で帰って言った
この日、ブスは俺に特に絡んでは来なかった
ただ退勤する時に、「メアド……」ってボソって呟いたから
仕方なく教えてしまった
本当は教えたくなかった。けど、何か俺の所為で気落ちしてんだよなと言う
妙な罪悪感に際悩まされ、教えてしまった
ブスはすっげぇ喜んでいた
俺はブスからメールが来ないことを祈った
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 01:17:10.25 ID:pxSCevjQ0
しかし祈ったところで現実は悲しい
コンビニから出てから五分したあたりで、新着メールが届いた
「ブスでーす(絵文字)登録よろしく(絵文字)これからバシバシメールしまぁーす(顔文字)」
見ないことにしようとしたが、そうしたらそうしたで後からまた変なことになるんだろうなと
薄々分かっているので、短く「よろしく」とだけ返信した
適当にそっけない返信すれば、ブスも諦めるだろ
俺は軽く考えていた
しかし現実は思うほど甘くなかった
10分おきくらいに、何何してたよ、何何見てたよ、俺くん何してるの?とメールが来た
俺は返信してないのに、追撃追撃の嵐
日記メールとでも言えば良いのだろうか
死にたくなった
メアド教えてから数時間だというのに、ブスからのメールは既に20件を超えていた
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 01:27:34.00 ID:pxSCevjQ0
このまま放置してると、さらにヤバイ事になると思った俺は意をけっして
返信した
「俺メールとかあんま好きじゃないんだ。だから、いっぱい送られても
返信とか出来ないから、あんま送ってこなくて良いよ」
これに対するブスの返信が
「別に返信しなくていーよ。あたしが送りたいから送ってるだけ。暇なときにでも
見てね(絵文字)」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 01:50:47.92 ID:pxSCevjQ0
正直こんなメールがずっと続くなんてとてもじゃないけれど耐えられない
もう色々と面倒くさくなって、俺は色々と終わらせるべくメールのやりとりをした
俺メル「つーか聞くけど、俺の事好きなの?」
ブスメル「うん」
俺メル「俺はブスのことそんなに好きじゃないよ」
ブスメル「知ってる」
俺メル「つか何で好きなん?」
ブスメル「優しかったから」
俺メル「でも怒鳴ったりもしたじゃん」
ブスメル「謝ってくれたじゃん。そういう優しい所好き」
ら、ラチがあかねぇ
そう思って「じゃ俺用事あるから」ってメール返して放置した
確かブスは絵文字とかも使ってた記憶あんだけど、まぁ内容的にだいたいこんな事
メルした
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 01:55:55.22 ID:f3RJs4KVO
可愛い子じゃないか
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 01:59:23.56 ID:pxSCevjQ0
んで、次のバイトの日
出勤すると、そこにはブスの姿は無く千代ちゃんの姿があった
俺「おはよう」
千代「おはようございます」
微笑みながら挨拶してくれる千代ちゃん
かなり可愛い
微妙に俺は千代ちゃんに惚れかかっていた
淡い高校生らしく、俺は千代ちゃんを夏祭りに誘おうと思っていた
この日、何度も何度も機会を伺った
けれど、俺の口から出てくるのはどうでも良い話ばかりで
全然核心にはせまれてなかった
「夏祭り、暇? 俺と行こうよ」
その一言が、中々いえない
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 02:10:16.79 ID:pxSCevjQ0
ようやく切り出せたのは、そろそろバイトも終わりの頃
俺「千代ちゃんさぁ、夏祭りって暇してんの?」
暇に決まってる。そうだと言ってくれ。
千代「えー一応予定ありますよー」
俺「予定って? あーそっか友達と回るとか?」
千代「いえ彼氏とです」
は?
俺「え?」
千代「後で写メ見せてあげますね」
バイトが終わって、千代ちゃんは彼氏の写メを見せてくれた
三浦春馬みたいなイケメンがそこに居た
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 02:20:41.26 ID:pxSCevjQ0
俺は呆然とした
「へーそうなんだー彼氏かっこいいねー仲良くねー」とかそんな事口走ってた
千代ちゃんは良い笑顔で「ありがとうございます」とか言ってきた
俺はもうこの場から今すぐにでも去りたかった
まぁ実際すぐにじゃあねっつって去ったんだけど
俺はもうどうすれば良いのか分からなくなった
取り合えず友達と遊ぼうかと思って携帯を取り出す
受信箱開くと、見えるメールはほぼブスからのものばかり
俺は何を思ったのか、そのブスのメールを開いてみて見ようと思った
今まで無視してきたメールだが、何となく読んで見たくなったんだ
取り合えず、古いのから順に一つずつ
かなり多かったけど、一つ一つ読んで行った
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 02:27:55.02 ID:pxSCevjQ0
天気の話題から、今自分が何してるかとか、そんな些細な事をブスは
送ってくれていた
正直、メールにしなくても良いんじゃねーのって事まで良くメールしてきてんなコイツ
と思った
それと同時に、俺の事がそこまで好きなんだなって事も思った
失恋したばかりの俺には、諦めないブスの姿勢が、凄く輝いて見えた
所どころで、「やっぱりこんなにメールしてちゃ迷惑だよね?」ってメルもあった
でも、その五分後のメールで「嫌だって返信こないって事は送っても良いんだよね」
って来てたけど
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 02:34:42.41 ID:pxSCevjQ0
どんどんメール消化してった
んで、とうとう一番新しいメールまで来た
「やっぱり、夏祭り一緒に行けませんか?(顔文字)」
そんなメールが最新だった
俺は千代ちゃんの一件で何かもうどうにでもなれという心境になっていたので
つい気まぐれを起こしてしまった
「良いよ。行こう、夏祭り」
そう、返信してしまった
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 03:19:07.49 ID:pxSCevjQ0
さてどこに居るのかな、と周りを見てみる
したら、さっき武田の言ってた浴衣の女の子が、手を振り始めた
まさか……
「ねぇ、まさか今手振ってる?」
そうブスにメール送ってみた
すると、手振ってた女の子が携帯取り出して何かやりはじめた
「手振ったよ今携帯持ってる」
どうやらあの子がブスで間違いないらしい
ここまで投下しておいて何だけど寝て良いっすか?
超眠い
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 03:22:58.91 ID:cIrOPm1x0
なんで書き溜めてないんだよ
責任は果たせ
俺明日入学式なのに読んでんだぞ