エレファントニュース

もうなにがなんだか分かんないね。
なんで林屋ぺー＆パー子なの？
（文/こんはじめ）



AKB48が今、爆発的に売れている。雑誌の見出しは、どこもかしこもAKB。その勢いに便乗・追随するべく、同系列のSKE48やNMB48、エイベックスのSUPER☆GiRLSなど、いくつもの多人数アイドルが結成されてきた。そんななか、異色のアイドルプロジェクトがスタートした。その名は「AKBN 0」で、エーケービーエヌゼロと読む。キャッチコピーは、「もう一つのAKB誕生！」である。2番煎じ狙いを隠していないところが、何ともすがすがしい。

　プロジェクトの概要は、次のようなものだ。予算ゼロ、所属タレントゼロ（現在は1期生9人が所属）からスタートし、最終目標は紅白への出場。まず300万貯まったらCDデビューをし、500万貯まったら北区赤羽会館でコンサート。資金量が増えるごとにハコは大きくなり、中野サンプラザ、日本武道館、さいたまスーパーアリーナ、5000万貯まったら東京ドーム。そして、紅白への出場を果たしたその日に解散するとしている。
　 デートができるアイドル登場！　

　コンセプトは、「会って、話せて、デートができるアイドル」。なんと、デート券を売り出し、それを資金源に充てるとのこと。30分ミニデート券は、握手とトーク、2ショット写真付きで1万円。デートにはスタッフが同行する。アイドルとデートは、ファンの夢でもある。AKBN 0では恋愛を禁止していないので、デートをきっかけに恋愛に発展……ということも十分在り得る話だ。いかに短時間でアイドルと仲良くなり、同行スタッフの目を盗んで（？）連絡先を交換できるかがカギになるだろう。今度、私自らがレポートして参りますのでお楽しみに！！

林屋ぺー＆パー子が終身名誉監督に就任も事務所が否定！？



　AKB 0の成功を後押しするのが、終身名誉監督に就任した林屋ぺー＆パー子だ。このプロジェクトに次のようなコメントを残している。
　「出かけても北区（帰宅）。キャハー　誰でも北区（来たく）なる町。キャハキャハー　北区赤羽は私達の地元です。赤羽は何でもある玉手箱のような街です。秋葉原の次は赤羽です。　同じAKBとして向こうには負けられません。　私達と一緒に紅白を目指しましょうね。（パチ）」

　しかし、所属事務所はこのコメントとは正反対の声明を発表している。
「某企業サイトにて林家ペー＆パー子が、あたかもAKB48コピーグループの活動支援をするような誤解を招く表現がありますが、 そのような事実は一切ございません。　現在、林家ペー＆パー子ともに、他のタレント育成やプロデュース活動は一切行っておりません。　そのような活動において何らトラブルが発生しても一切の責任を負うことはございません！！　（2010・08・08）　仕事のご依頼・お問い合わせは直接P&P企画へ！」

　最後の「仕事のご依頼・お問い合わせは直接P&P企画へ！」というくだりから、林家ペー＆パー子が事務所を通さずに終身名誉監督への就任を承諾してしまったことが推測される。いずれにしても、終身名誉監督の所属事務所との間に不穏な空気が流れていることは確かだ。プロジェクトの出だしからこの状況では、今後のマネジメントも危ぶまれる。

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